ケーススタディー:
サイモン・プロパティー・グループ (SIMON PROPERTY GROUP)
文化の障壁:
地理的にも気持ち的にもちょっと遠いショッピングセンター。
日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、そして中国の旅行者で賑わうホノルル。ビーチの近くにはたくさんのショッピング・センターがあり、気軽に買い物を楽しむことができます。ところが、ワイケレ・プレミアム・アウトレット(WPO)は、ビーチから45分の距離にあり、シャトルバスやレンタカーなどの交通費もかかります。WPOの親会社であるサイモン・プロパティー・グループからの依頼は、旅行者が少しだけ手間をかけてWPOを訪れてもらうようにプロモーションすることでした。
ソリューション:
アイデア:
ハワイアン航空は、上記のマーケットすべてに発着する唯一のエアラインですが、各地域で厳しい競争を強いられていました。RCSが提案したのは、WPOで特別な割引を受けられ、くじ引きもできるクーポンを乗客に配布する、というものでした。WPO、ハワイアン空港、カスタマー、三者すべてが、Win-Win-Winとなる仕組みです。
実施内容:
ロジスティックス、デザイン、プロダクション、数カ国語でのコピーライティングなどの知識と経験を活かして企画・製作されたブローシャーは、4カ国、11の空港のボーディングゲートで、延べ14万人の乗客へ配られました。ホノルルでのプログラム・マネジメントも共同で行ないました。
RCSの能力とスキル
パートナーシップ構築、カスタマー・ターゲティング、多言語でのコピーライティング、販促物、ダイレクト・リスポンス
成果:
プログラムのローンチ以来、毎月1,000人以上がこのプログラムに参加し、900万ドルを消費したと推計されました。